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  1. 橿原市議会 2017-03-01
    平成29年3月定例会(第1号) 本文


    取得元: 橿原市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 平成29年3月定例会(第1号) 本文 2017-03-03 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 97 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 2 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 3 :  ◯市長(森下 豊君) 選択 4 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 5 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 6 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 7 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 8 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 9 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 10 :  ◯市長(森下 豊君) 選択 11 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 12 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 13 :  ◯市長(森下 豊君) 選択 14 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 15 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 16 :  ◯市長(森下 豊君) 選択 17 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 18 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 19 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 20 :  ◯市長(森下 豊君) 選択 21 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 22 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 23 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 24 :  ◯市長(森下 豊君) 選択 25 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 26 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 27 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 28 :  ◯市長(森下 豊君) 選択 29 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 30 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 31 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 32 :  ◯市長(森下 豊君) 選択 33 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 34 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 35 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 36 :  ◯市長(森下 豊君) 選択 37 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 38 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 39 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 40 :  ◯市長(森下 豊君) 選択 41 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 42 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 43 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 44 :  ◯市長(森下 豊君) 選択 45 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 46 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 47 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 48 :  ◯市長(森下 豊君) 選択 49 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 50 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 51 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 52 :  ◯市長(森下 豊君) 選択 53 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 54 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 55 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 56 :  ◯市長(森下 豊君) 選択 57 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 58 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 59 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 60 :  ◯市長(森下 豊君) 選択 61 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 62 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 63 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 64 :  ◯市長(森下 豊君) 選択 65 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 66 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 67 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 68 :  ◯市長(森下 豊君) 選択 69 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 70 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 71 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 72 :  ◯市長(森下 豊君) 選択 73 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 74 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 75 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 76 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 77 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 78 :  ◯市長(森下 豊君) 選択 79 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 80 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 81 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 82 :  ◯市長(森下 豊君) 選択 83 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 84 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 85 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 86 :  ◯市長(森下 豊君) 選択 87 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 88 :  ◯6番(竹森 衛君) 選択 89 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 90 :  ◯副市長(岡崎益光君) 選択 91 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 92 :  ◯8番(西川正克君) 選択 93 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 94 :  ◯総合政策部長(福西克行君) 選択 95 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 96 :  ◯議長細川佳秀君) 選択 97 :  ◯議長細川佳秀君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:               午前10時01分 開会 ◯議長細川佳秀君) おはようございます。これより平成29年橿原市議会3月定例会を開会いたします。 ────────────────────────────────────────                   市長挨拶 2: ◯議長細川佳秀君) 市長より招集の挨拶を受けることにいたします。市長。              (市長 森下 豊君 登壇) 3: ◯市長(森下 豊君) おはようございます。開会に当たりまして一言ご挨拶申し上げます。  本日ここに平成29年橿原市議会3月定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、何かとご多忙の折にもかかわりませず、ご出席を賜りまして、まことにありがとうございます。  本定例会におきましては、平成29年度の施政方針で述べさせていただきます重点施策を基本としまして予算編成いたした平成29年度の一般会計予算を初め、橿原市個人情報保護条例の一部改正についてなどの諸議案についてご審議をお願いいたしております。  何とぞよろしくご審議賜りますことをお願い申し上げまして、開会のご挨拶とさせていただきます。 4: ◯議長細川佳秀君) それでは、これより本日の会議を開きます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━             日程第1 会議録署名議員の指名 5: ◯議長細川佳秀君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第80条の規定により、3番、森下みや子君、8番、西川正克君、18番、小川和俊君を指名いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                日程第2 会期の決定 6: ◯議長細川佳秀君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期は本日から3月23日までの21日間としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    7: ◯議長細川佳秀君) 異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日から3月23日までの21日間と決しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                日程第3 議長報告 8: ◯議長細川佳秀君) 日程第3、議長報告を行います。  議会事務報告、平成28年11月・12月・平成29年1月分の例月出納検査結果報告、平成28年度監査の結果報告(12月~2月実施)、平成27年度財政援助団体等監査の結果報告(公益社団法人橿原市スポーツ協会)、教育に関する事務の管理及び執行状況の点検及び評価報告書、介護保険制度の見直しに対する陳情書、「介護従事者の勤務環境改善及び処遇改善の実現」を求める陳情書、「テロ等組織犯罪準備罪」(共謀罪)法案阻止を求める意見書採択の要請、際限ない年金削減をストップさせ、若者も高齢者も安心できる年金制度の改善を求める意見書のお願い、以上9件につきましては、ご配付申し上げたとおりでございますので、よろしくご清覧おき願います。  これをもって議長報告を終わります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━              日程第4 市長の行政経過報告 9: ◯議長細川佳秀君) 日程第4、市長の行政経過報告を受けることにいたします。市長。              (市長 森下 豊君 登壇) 10: ◯市長(森下 豊君) 平成28年12月議会での報告以降行ってまいりました主な行政経過は、ご配付しております行政経過報告のとおりでございます。  主な工事の進捗状況とあわせまして、よろしくご高覧いただきますようお願いをいたします。 11: ◯議長細川佳秀君) これをもって市長の行政経過報告を終わります。  一般質問の通告については、文書をもって発言内容を詳細に記載の上、本日午後5時までに提出願います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━              日程第5 市長の施政方針演説 12: ◯議長細川佳秀君) 日程第5、平成29年度の市長の施政方針演説を聞くことにいたします。市長。              (市長 森下 豊君 登壇) 13: ◯市長(森下 豊君) 平成29年度施政方針を述べるにあたりまして、まず、2月5日に執行されました市議会議員選挙におきまして、市民の信託を受けて当選されました議員の皆さまに対し、心からお祝いを申し上げます。議決機関としての市議会と執行機関である市長が、互いに尊重し信頼関係の上に立って議論しながら、橿原市の発展に向けて責任を果たしてまいりたいと考えております。これからも皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。 「はじめに」  長い歴史の中で先人・先輩の皆さんが築き上げてきた伝統と実績を引き継ぎつつ、橿原市の発展と将来のための種まきをしっかり行ってまいりました。今では、ひとつひとつの取組から着実に新しい芽が出始めていることを実感しています。これからもさらに取組を継続、発展させ、未来に向けて大きな実を結ぶよう、将来を見据えたまちづくりを進めてまいります。新しい芽が出始め、大きな実を結ぶ事業としては、道路交通網の整備や八木駅南市有地活用事業などがあげられます。  橿原市は、シルクロードの終着駅であるとともに、竹内街道、横大路や下ツ道など、古より多くの道の交差点となり交通の要として発展してきました。今もその役割はしっかりと担っており、横大路のように市を東西に走る中和幹線や、竹内街道のように大阪と奈良を結ぶ南阪奈道路などの整備が進んでいます。さらに今年度中には京奈和自動車道の大和御所道路が開通し、阪和自動車道との接続が予定されており、今後、橿原市を訪れる交流人口が増加する中で、橿原市は奈良県の玄関口、クロスロードとして非常に重要な地域となり、その中心的な役割は益々大きくなってまいります。  近鉄大和八木駅南側の市有地では現在、平成30年2月からの運用開始に向けて、窓口における手続き等を一括して行える総合窓口を備えた新分庁舎と、宿泊施設を含む観光施設等からなる複合施設の整備を進めています。地上45メートルの奈良県内で1番の高さを誇る、中南和の玄関口のシンボルにふさわしい施設が誕生し、最上階展望フロアでは、県内1番の高さを活かした眺望を楽しんでいただけます。併せて、子どもから大人までが楽しめる様々な観光展示コンテンツを設置し、多くの観光客が来場する魅力ある橿原市の新しい観光スポットとして整備します。  これまでは、本庁舎や保健福祉センターなどに窓口機能が分散されていたため、市民の皆さまにはご不便をおかけしていました。複合施設が完成しますと、新分庁舎にお越しいただくだけで、出生・婚姻・転入・転出などに関する届出や、保育所の入所・国民健康保険・児童手当・水道の開閉栓などの手続きが可能となり、市民の皆さまの利便性が格段に向上します。  奈良県には世界遺産が3か所、すばらしい観光名所や旧跡なども多数あり、日本人だけでなく外国人からも「訪れてみたい県ランキング」では常に上位にランクされています。しかし、奈良県の宿泊施設の数は全国で最も少なく、橿原市も国内外からの観光やビジネスなどで訪れる方々の通過点となっています。そこで、宿泊施設を充実させることにより、橿原市は滞在地となり、泊まってゆっくりと奈良県の良さを満喫していただける人々が集う賑わいのあるまちになります。さらに、今年度の早い時期に策定する観光基本計画に基づき、観光振興を経済効果に着実に繋げることのできる施策を戦略的に実施してまいります。  新分庁舎は災害発生時には、災害対策の拠点施設や被災者の避難生活を送る避難所の役目も担うことから、防災等に資する無線ネットワークシステムを構築し、災害時の情報通信機能の確保を図ります。  昨年3月に、地方創生の実現と人口減少の克服に取り組むための「橿原市人口ビジョン」と“みんな 活躍するまち・かしはら”を基本理念とし、橿原市が取り組む基本的方向や、具体的な施策を取りまとめた「橿原市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定しました。  今年度は、この総合戦略に掲げる4つの基本目標の達成に向け、本市の特性と多様な地域資源を活かした施策を重点的に推進します。 「地域の特性を活かしたしごとをつくる」  中心市街地における賑わいの創出支援として、橿原商工会議所と連携し、空き店舗を活用し開業する事業者に対し経費の一部を助成します。産学官連携による魅力的な土産物・グルメの創出、地域資源を活かした旅行商品の開発や、薬用作物の栽培に取り組む企業等に対しても助成を行い、橿原ブランドの創出・定着に努めます。  中小企業対策としては、経営を安定させ、設備の更新等を促進する特別小口融資や急激な経済情勢の変化などに対応する事業資金として緊急融資の貸付枠を確保します。また、橿原市において新たに創業しようとする起業者を対象に創業支援融資の貸付枠を確保するとともに、経営に必要な知識の習得や事業計画作成を支援する「かしはら創業塾」を開催することで、創業しやすい環境づくりを推進するとともに、「ビジネス商談会」を開催し、市内の中小企業の販路拡大へとつながる支援を継続します。さらに今年度からは、空き店舗活用の創業者向けとして市内で事業所を創業する方に対して、家賃の一部を2年間助成するなど、支援内容の充実も図ります。  企業誘致の促進策としては、橿原市へ進出された事業者に対して、企業立地促進奨励金を交付します。今後も積極的に企業誘致を推進することで、税収の増加と雇用の創出を図ります。若い就農者を増やすため、農業委員会や農地中間管理機構などと連携しながら耕作放棄地や遊休農地を解消し、農地を確保するとともに、農業次世代人材投資事業補助金等を活用し、青年新規就農者等の農業の担い手を育成します。  雇用対策としては、飛鳥地域で働きたい方を支援するため、近隣市町村と合同で企業説明会を開催します。  訪日外国人観光客の増加に伴い、飛鳥地域を訪れる外国人も増加しています。今後のインバウンド対応として、外国語で飛鳥の奥深い魅力を伝えられる通訳ガイドの育成・確保が急務となっていました。昨年11月に「飛鳥認定通訳ガイド特区」が国からの認定を受け、この特区制度を活用し外国人観光客を受け入れる体制を整備するため、通訳案内に関する研修等の実施により通訳ガイドを育成し、外国人観光客の増加とそれに伴う地域の活性化、新たな雇用の創出を図ります。 「新たな人の流れや交流を増やす」  市民の地域への愛着の醸成や観光客の誘致、定住・交流人口の増加を目的として、シティセールスを継続的・効果的に実施し、地域を持続的に発展させるため、これまで以上に橿原市の魅力を全国に発信してまいります。ラジオ局とタイアップした体験型イベント「ラジオウォーク」の開催や、地域のスポーツ施設を有効に活用して、プロスポーツの試合などを誘致することで「橿原」への来訪者の増加を図ります。  橿原を含む飛鳥地域が申請しました「日本国創成のとき~飛鳥を翔た女性たち~」が平成27年4月に日本遺産第一号として認定されました。来訪者が「飛鳥地域」をひとつの観光エリアとして捉えることができる統一感・連続性を意識した飛鳥観光案内サインや、奈良県及び関係市町村と協働し、市町村界を越えた奈良盆地を周遊するウォークルートを設定し、統一した案内サインを整備します。  4月には、日本遺産を前面に出した観光案内所「かしはら観光インフォメーションセンター神宮前(愛称 神宮前ナビ)」が本格的にオープンします。センターでは、国内外から訪れる多くの観光客に「日本国はじまりの地“橿原”」の魅力を分かりやすく発信し、飛鳥・藤原の観光に役立つ情報を提供するとともに、身軽に周遊できるように手荷物の一時預かりも実施します。また、更なる外国人観光客の誘致を目的として、主に旅行事業者やマスコミ・報道関係者を対象とする「視察研修旅行事業」を新たに実施し、橿原で魅力的な体験ができる旅行商品に繋げます。  「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の世界遺産登録の早期実現に向けて、関係自治体と連携し、史跡等の適切な管理を定めた包括的保存管理計画や推薦書原案の作成など、登録推進に向けた活動に取り組みます。また、コスモス等の花園の植栽整備により藤原宮跡の来訪者は年々増加しています。来訪者からの要望が多い休憩施設の整備として、移動可能な木製ベンチを設置し、利便性の向上に努めます。  「第32回国民文化祭・なら2017」「第17回全国障害者芸術・文化祭なら大会」が、全国初の一体開催として、9月から11月までの期間、奈良県全域で開催されます。橿原市では「橿原神宮吹奏楽大合奏大会~“日本のはじまり”の地で奏でる悠久ロマン~」をはじめ5事業を開催し、全国から多数の出演者と来訪者をお迎えすることとなります。「日本文化の源流を探る」などのテーマにふさわしい橿原市の特色ある大会とするため、第32回国民文化祭橿原市実行委員会を中心に広く市民の皆さんのご協力の下、大会運営に努めるとともに「橿原」の魅力を全国に発信してまいります。  昨年8月に、プロバスケットボールBリーグに所属するバンビシャス奈良及び日本フットボールリーグ(JFL)に所属する奈良クラブと連携協力に関する包括協定を締結しました。市内小中学校で両チームの選手によるスポーツ教室などを開催し、スポーツに親しみ、健康で豊かに暮らせるまちづくりを一層進めてまいります。  本薬師寺跡周辺の水田には、地元団体や小学生の協力をいただきホテイアオイの植え付けをしています。見頃の時期には水田一面に薄紫色の花を咲かせている状況がマスコミやSNSなどを通じて広く発信され、多数の方に来訪いただいています。周辺住民の方の迷惑とならないよう交通誘導等の警備体制を強化するとともに、来訪者が安全に観賞できるよう畦畔整備工事を計画的に実施します。  重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けている今井町には、多くの観光客が訪れます。今井まちなみ交流センター「華甍」は、月曜日を休館日としていましたが、休館日にも多数の観光客が訪れるため、今年度から年末年始以外は開館することとし、開館時間もイベント等の開催に合わせ延長します。また、今井町内に16箇所の無料Wi-Fi環境を整備し今井町の全エリアをカバーすることで、外国人観光客の誘致にも取り組みます。  歴史的な町並み保全・活用の取組については、景観を保つための電線類の地中化や町家等の建造物の保存修理事業を行うとともに、伝統的建造物を活用した情報発信シェア町家の整備、地域の方々の交流や観光客が休憩できる展示・休憩・便益施設の整備により今井町の活性化を図ります。  空家対策については、空家等対策の推進に関する特別措置法に基づき、橿原市の実情に応じた「空家等対策計画」を策定し、空家等に関する対策の実施など必要な措置を適切に講ずるとともに、空家の適正管理や利活用等に関する相談会を開催します。  都市圏の高齢者の地方への移住希望が高まっている中、若者世代までも含めた橿原市への移住の促進を見据えた基本構想である「橿原市版CCRC(生涯活躍のまち)構想」の策定については、アンケート調査や民間事業者等へのヒアリングにより事業展開の可能性が十分見込めることから、事業展開に向け民間事業者と検討委員会を開催し、移住支援や広報計画の策定等に取り組みます。 「若い世代の結婚・妊娠・出産・子育ての希望をかなえる」  婚活イベント等の出会いの場を提供する団体への支援や、結婚を支援するサポーター育成スクールの開講など「かしはら結婚サポーター育成事業」に取り組み、若い世代の結婚を支援します。  子どもが欲しいと望んでいるにもかかわらず、子どもに恵まれない夫婦で、不妊治療を受ける夫婦は年々増加しています。そこで、これらの治療を受けられる夫婦の経済的な負担の軽減や不妊治療を受けるきっかけづくりのため、新たに一般不妊治療について助成し、不妊に悩む方々を支援します。  安心して妊娠期を過ごし、子どもを産み、育てられるよう、妊婦健康診査の受診券の助成限度額を95,000円から2,500円増額して97,500円に拡充し、経済的負担の軽減を図ります。また、引き続き「新生児妊産婦訪問指導」や「こんにちは赤ちゃん訪問」を実施し、特にサポートが必要な産後2か月頃までの乳児のおられる家庭には、新たに、食事の準備、掃除、買い物などの「家事援助サービス制度」を開始することで、産後の母親のサポートを行い、母子の支援に努めます。さらに、小学校修了までの子育て支援として、平成27年9月から「子育て総合窓口」を設置し、「子育てアテンダント」が保育所や各種保育サービス等の情報提供を行い、妊娠・出産からの切れ目のない子育て支援の充実を図っています。  保育所の待機児童対策として、大久保保育所の改修工事により定員を100人から110人増の210人に拡大するとともに、私立保育所の増改築整備に対しても、費用助成を継続し、待機児童が『ゼロ』となるよう取り組みます。また、保育ニーズの多い一時預かり保育を、今井・川西保育所に続き、新たに大久保保育所で平成29年6月から開始します。  放課後児童クラブの待機児童対策として、狭隘化している真菅北、今井、鴨公と、今まで未設置の畝傍南に児童クラブの施設を新たに整備します。また、法人運営の児童クラブの施設整備に対しても費用を助成します。児童が放課後等を安全・安心に過ごすことができる居場所として放課後児童クラブの充実を図ります。  学校施設等については、児童・生徒の教育環境を改善するため、教育振興寄附金により設置しました「かしはら元気っ子基金」を活用し、老朽化した学校トイレの洋式化等の施設整備を計画的に進めます。  地球温暖化の影響などにより、夏季において異常に暑い日が増えています。その対策として、幼稚園のリズム室などで一時的にクールダウンができるようエアコンの設置を計画的に進めるなど、快適な学習環境の充実に取り組みます。  学校における様々な教育活動において、地域の方々には学校ボランティアとして主体的に学校を支援していただいています。昨年度から、児童が学校ボランティアと交流を深めるため、学校ボランティアを学校に招待し児童と給食をともにし、自分たちが地域の方々に守られている意識を高めるとともに感謝の気持ちを育むことを目的に「学校ボランティア交流事業」を実施しています。今年度は事業を拡充し、全ての小学校で「学校ボランティア交流事業」を実施します。  いじめ・不登校対策については、引き続き「クラスサポート員」「こころのケアルームカウンセラー」等の配置を行います。特に、「こころのケアルームカウンセラー」については、相談体制の充実を図るためカウンセラーの増員を図ります。  ひとり親家庭の自立や安定を図るため、新たに「ひとり親家庭高等学校卒業程度認定試験合格支援事業」を開始し、よりよい条件での就職や転職に向けた可能性を広げることで、ひとり親家庭への支援を行います。  生活困窮者対策については、生活困窮者自立支援法に基づき、自立相談支援事業を推進するとともに、新たに相談窓口にファイナンシャルプランナーの資格を持つ家計相談支援員を設置し、早期に生活が再生できるよう支援します。  障がい者医療の支援については、精神障害者保健福祉手帳1級所持者に加え、新たに2級所持者までを医療費の助成の対象とし、障がいのある方が安心して暮らすことができるよう「精神障害者医療費助成」を拡充します。  国民健康保険については、脳ドック受診者への助成を引き続き実施し、40歳の方のみを対象に実施していました特定健康診査の自己負担金の助成を、40歳から60歳までの5歳刻みの節目年齢になる方を対象とすることで受診率の向上を図ります。また、これによる生活習慣病の早期発見、早期治療等により医療費の削減に取り組み、平成30年度からの国民健康保険の県域化を見据えた健全な運営に努めます。  男女共同参画の推進については、講演会やセミナー等を開催しワーク・ライフ・バランスについての啓発事業を行うとともに、次期「橿原市男女共同参画行動計画」を策定します。 「安心して便利に暮らせるまちをつくる」  災害発生時の対応拠点となる本庁舎が大規模な地震により倒壊し、使用できなくなる事態に備え、喫緊の課題でありました本庁舎の整備を現庁舎の敷地を拡大し建替えにより実施します。今年度から、本庁舎の整備方針を決定するための調査業務に着手します。また、現有する来庁者用駐車場では駐車台数の不足が懸念されるため、本庁舎東駐車場において立体駐車場を整備するための設計業務を実施します。  奈良県と橿原市は、昨年12月に「大和八木駅周辺地区まちづくり基本構想」を策定し、「橿原市大和八木駅周辺地区のまちづくりに関する基本協定」を締結しました。今年度は、基本構想や市民参加型のワークショップの結果を踏まえ、また、幅広く市民の意見を聴取するためのアンケート等を行い、まちづくりの目標を実現するために必要な公共施設整備等を含んだ事業計画や、それら事業を推進するための具体的な方策などを整理した「大和八木駅周辺地区まちづくり基本計画」を策定します。  奈良県立医科大学の教育部門が、奈良県農業研究開発センター跡地に移転し、平成33年に新キャンパスがオープンすることが公表されています。昨年度は、基本構想や土地利用可能性調査の結果を踏まえ、新キャンパスに隣接した産学官連携ゾーンにおいて、地元や民間事業者の意向を整理し、まちづくりの実現に向けた検討を行いました。今年度は、地権者との勉強会や民間事業者との意見交換を行い、新キャンパス周辺地区まちづくり検討業務に取り組みます。  「奈良県広域消防組合消防本部」や広域防災拠点である「橿原運動公園」の防災機能を十分に発揮するため、周辺道路を整備し、緊急車両の走行や緊急物資の輸送ルートの確保を図る必要があります。また、四条町交差点周辺は、慢性的に交通渋滞を引き起こしており、付近に立地している橿原警察署や医大附属病院への緊急車両のアクセスを阻害しています。さらに、新キャンパスと医大附属病院との間を安全に移動するためのアプローチ道路の整備も必要となっています。これらの課題を同時に解決するため、昨年5月に締結した「県立医科大学新キャンパスアクセス道路の整備に関する協定」に基づき、市道慈明寺町・四条町線、雲梯町・古川町線の道路整備事業を進めてまいります。  利用者の利便性を向上させ、少子高齢化に伴う移動手段を確保するため、コミュニティバス等の路線網やダイヤを見直し、市民生活に根ざした公共交通の確保に努めます。また、近鉄真菅駅のエレベーターの設置などバリアフリー化に資する地域公共交通バリア解消促進等事業に対し補助します。さらに、生涯学習の拠点となる地区公民館にエレベーターを年次的に設置し、バリアフリーに対応するとともに利用者の利便性の向上を図ります。  橿原神宮前駅東口自転車駐車場は、駐輪される自転車が多いため、現在その東側に青空で臨時自転車駐車場を開設し対応しています。そこで、近隣の市有地を活用し地下機械式自転車駐車場を整備することで屋根付きとなり、また、預け出しにかかる時間が大幅に短縮され、利用者の利便性の向上になるとともに、市有地の有効的な利活用を図ります。  あらゆる災害から市民の生命と財産を守り、社会の重要な機能を維持していくため、事前予防や減災に重点をおいた「橿原市国土強靭化地域計画」を策定し、計画的に施策を推進してまいります。  市内の自治会が管理する全ての防犯灯について、計画的に順次LEDの電灯に更新しており、今年度が最終年度となります。明るく、電気代の縮減と効率的な維持管理が図られる取組を継続します。  また、公用車を運転する職員の安全運転の意識を向上させるとともに、事故が発生した場合の責任の明確化と処理の迅速化を図るため、今年度から計画的に全ての公用車と消防団の消防ポンプ自動車に、走行中の映像を記録するドライブレコーダーを設置します。  安全で安心できる道路橋を確保するため、「橿原市橋梁長寿命化修繕計画」に基づき、橋梁長寿命化補修・補強工事や修繕のための詳細設計などを実施します。  安全で快適な公営住宅を確保するため、「橿原市営住宅整備・管理計画」及び「橿原市公営住宅等長寿命化計画」に基づき、長寿命化工事等を実施します。また、日高山団地については、再整備に向け用地購入及び造成工事を行います。  水道事業については、配水施設を一町配水場へ集約して運用するため、新たな配水池の増設及び既設配水池の改修工事を実施するとともに、大規模地震対策として管路の更新・耐震化工事を実施します。下水道事業については、未普及地区の解消と老朽化した管路の長寿命化対策のため汚水管路整備工事を実施します。  昨年度、下水道事業の公営企業化に伴い上下水道部門の組織を統合したことで、今まで両事業で行っていた事務が一体的に執行されることとなり、効率的な組織運営が可能となりました。今年度は、公営企業が住民の日常生活に欠くことができない重要なサービスを提供する役割を果たしていることから、将来にわたってもサービスの提供を安定的に継続することが可能となるよう、中長期的な経営の基本計画である「経営戦略」を策定し、経営基盤の強化と財政マネジメントの向上を図ります。  高齢者支援については、高齢者が可能な限り住み慣れた地域で安心して自立した日常生活をおくれるよう、介護・医療・介護予防・住まい・生活支援などのサービスが包括的に確保される「地域包括ケアシステム」の構築に取り組みます。  橿原地区医師会、二次医療機関及び奈良県立医科大学附属病院との連携により、一次から三次までの救急医療基盤の充実を推進します。また、中和医療圏域での受入可能体制を整備するため、県、近隣市町村、医療機関と連携し実態を把握し情報を共有することで広域的な救急医療体制の整備に取り組み、市民が安心して暮らし続けることができるまちづくりを推進します。  「橿原市環境条例」等に基づき、環境への負荷を軽減し、持続的発展が可能な循環型社会をつくるため、太陽光発電システムやガスエンジン給湯器などのエコライフハウス設備に対する助成を行い、エコライフの普及を促進してまいります。また、「橿原市地球温暖化推進計画(第2次)」等を推進するため、「橿原市地球温暖化対策地域協議会(エコライフかしはら)」に参画する市民団体や事業者と協働して、環境保全活動をアピールするイベント等を開催します。  ごみの減量・資源化に向けた取組として、橿原市廃棄物減量等推進審議会から答申いただきました、粗大ごみのリクエスト収集をはじめとするごみの収集体系の見直しについて取り組みます。  消費者行政の分野では、悪質商法や振り込め詐欺等の被害の未然防止・拡大防止に向けて積極的な啓発を行うとともに、今後も消費生活センターにおける相談体制を維持します。 『行財政運営と予算編成』  市民の利便性向上のため、マイナンバーカードを利用して、全国のコンビニエンスストアで住民票、印鑑証明書、戸籍謄本、所得証明書、課税証明書などの交付を受けられるよう、証明書コンビニ交付システムを構築します。  公共施設の管理運営については、多くの公共施設が改修や建替えの時期を迎え、老朽化対策などの財政負担を軽減・平準化することが喫緊の課題となっています。そのため、昨年度に、長期的な視点で公共施設の更新・統廃合・長寿命化などを計画的に行い、今後40年間で全ての公共施設の延床面積を20パーセント削減することを内容とした「橿原市公共施設等総合管理計画」を策定しました。また、公共施設の約4割を占める学校施設の更新等についても、施設整備の指針となる「橿原市学校施設整備基本計画」を策定しました。今年度から、管理計画の基本方針に基づき、市有施設再配置検討審議会及び教育施設再配置検討審議会を設置し、併せて市民参加型のワークショップの開催などにより市民の意向を踏まえながら施設分類毎の基本的方針の策定に取り組みます。  事業の見直しなどにより不用になった市有地や物品などの市有財産を、インターネット公有財産売却システムを利用し、広く参加申込者を募り入札を行うことで、歳入増加を図り、財政の健全化に取り組みます。  市税の収納対策を引き続き強化するとともに、市税以外の市債権についても、債権管理の一層の適正化及び収入未済額の縮減を図るため、悪質な滞納者等に対しては、訴訟手続などの法的措置を行います。  新地方公会計制度については、国から複式簿記・発生主義の考えを加えた地方公会計の整備促進に向けての統一的な基準が示されており、これを導入することにより、フロー情報及びストック情報の網羅的な記録と表示が可能となります。また、固定資産台帳を整備することにより、公共施設等の管理運営への情報の活用も可能となることから、平成28年度決算から統一的な基準による財務書類等を作成し、これらを分析し、活用することにより適切な資産管理や予算編成を図るなど、より健全な財政運営を行ってまいります。  このような理念に基づき編成しました平成29年度の当初予算は、   一般会計  445億5,000万円   特別会計  299億2,200万円   企業会計   97億4,787万5千円   公社会計   50億7,990万円   総額    892億9,977万5千円  一般会計を平成28年度の当初予算と比較しますと、20億2,000万円、率にして4.7%の増となり、重点的な配分による積極的な予算を編成しました。  市民の皆さま、議会の皆さま、なお一層のご理解とご協力をお願い申し上げ、私の施政方針といたします。
    14: ◯議長細川佳秀君) これをもって平成29年度の施政方針演説を終わります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      日程第6 議第1号 橿原市個人情報保護条例の一部改正について 15: ◯議長細川佳秀君) 日程第6、議第1号、橿原市個人情報保護条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 森下 豊君 登壇) 16: ◯市長(森下 豊君) 議第1号、橿原市個人情報保護条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴いまして、独自利用事務について平成29年7月から情報提供ネットワークシステムを利用した情報連携が可能となることを受けまして、所要の改正を行うものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 17: ◯議長細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 18: ◯議長細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。  本件は総務常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  日程第7 議第2号 橿原市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び橿原市職員の育            児休業等に関する条例の一部改正について 19: ◯議長細川佳秀君) 日程第7、議第2号、橿原市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び橿原市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 森下 豊君 登壇) 20: ◯市長(森下 豊君) 議第2号、橿原市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び橿原市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、地方公務員の育児休業等に関する法律等の一部改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。  主な内容といたしましては、育児休業等に係る子の範囲を特別養子縁組の監護期間中の子らにも拡大するとともに、非常勤職員の育児休業及び介護休暇の取得要件をも緩和するものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 21: ◯議長細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 22: ◯議長細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。  本件は総務常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  日程第8 議第3号 橿原市非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の            一部改正について 23: ◯議長細川佳秀君) 日程第8、議第3号、橿原市非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 森下 豊君 登壇) 24: ◯市長(森下 豊君) 議第3号、橿原市非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、学校保健安全法施行規則の一部改正に伴う健康診断必須項目の追加など、幼稚園医、小・中学校医、保育所嘱託医及び産業医の業務量が増加していることを受けまして、それぞれの報酬の額について見直しを行うとともに、条文の文言整理を行うものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 25: ◯議長細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 26: ◯議長細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。  本件は総務常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━        日程第9 議第4号 橿原市税条例等の一部改正について 27: ◯議長細川佳秀君) 日程第9、議第4号、橿原市税条例等の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 森下 豊君 登壇) 28: ◯市長(森下 豊君) 議第4号、橿原市税条例等の一部改正についてでございます。  本件につきましては、地方税法等の一部改正に伴い、所要の整備を行うものでございます。  主な内容といたしましては、消費税率引き上げ時期の変更に伴う税制上の措置として、住宅ローン控除制度の適用期限の延長、法人税率の引き下げ及び時期の変更に伴う規定の整備、また、創設する軽自動車税の環境性能割についても導入時期の延期などを行うものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 29: ◯議長細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 30: ◯議長細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。  本件は総務常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    日程第10 議第5号 橿原市八木札の辻交流館条例の一部改正について 31: ◯議長細川佳秀君) 日程第10、議第5号、橿原市八木札の辻交流館条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 森下 豊君 登壇) 32: ◯市長(森下 豊君) 議第5号、橿原市八木札の辻交流館条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、橿原市八木札の辻交流館について、文化財としての保護を図りながら一層の利活用を促進するため、市長が所管する施設とすることに伴い、所要の改正を行うものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 33: ◯議長細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 34: ◯議長細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。  本件は文教常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━     日程第11 議第6号 橿原市立保育所設置条例の一部改正について 35: ◯議長細川佳秀君) 日程第11、議第6号、橿原市立保育所設置条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 森下 豊君 登壇) 36: ◯市長(森下 豊君) 議第6号、橿原市立保育所設置条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、連続する過去の2年度において常に定員を超え、かつ、各年度の年間平均在所率が120%以上となった保育所について、定員を見直すため、所要の改正を行うものでございます。  その内容といたしましては、待機児童解消に向けた第4こども園の内部改修工事が完了いたしましたので、大久保保育所の定員を100人から210人に増員するものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 37: ◯議長細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 38: ◯議長細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。  本件は厚生常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      日程第12 議第7号 橿原市介護保険条例の一部改正について 39: ◯議長細川佳秀君) 日程第12、議第7号、橿原市介護保険条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 森下 豊君 登壇) 40: ◯市長(森下 豊君) 議第7号、橿原市介護保険条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、消費税引き上げの延期によりまして、これを財源として予定されていた低所得者へのさらなる介護保険料の軽減強化が延期となり、現行の軽減割合を継続するものでございます。  よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 41: ◯議長細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 42: ◯議長細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。  本件は厚生常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      日程第13 議第8号 橿原市手数料徴収条例の一部改正について 43: ◯議長細川佳秀君) 日程第13、議第8号、橿原市手数料徴収条例の一部改正についてを議題といたします。
     議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 森下 豊君 登壇) 44: ◯市長(森下 豊君) 議第8号、橿原市手数料徴収条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の施行によりまして、一定の建築物について建築物エネルギー消費性能適合性判定が義務化されるため、適合性判定審査及び適合義務対象建築物に係る完了検査の申請手数料の規定を新たに設けるものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 45: ◯議長細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 46: ◯議長細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。  本件は建設常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   日程第14 議第9号 橿原市道路占用料に関する条例等の一部改正について 47: ◯議長細川佳秀君) 日程第14、議第9号、橿原市道路占用料に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 森下 豊君 登壇) 48: ◯市長(森下 豊君) 議第9号、橿原市道路占用料に関する条例等の一部改正についてでございます。  本件につきましては、道路法施行令の一部改正等に準じ、所要の整備を行うものでございます。  主な内容といたしましては、平成27年度に行われました占用料等の額の算定の基礎となります固定資産税評価額の評価替え等を踏まえ、道路占用料等の額を改めるものでございます。  よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 49: ◯議長細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 50: ◯議長細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。  本件は建設常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  日程第15 議第10号 橿原市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例              の一部改正について 51: ◯議長細川佳秀君) 日程第15、議第10号、橿原市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 森下 豊君 登壇) 52: ◯市長(森下 豊君) 議第10号、橿原市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、建築基準法等の一部改正に伴いまして、所要の改正を行うものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 53: ◯議長細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 54: ◯議長細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。  本件は建設常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  日程第16 議第11号 橿原市の上下水道事業職員等の給与の種類及び基準を定める              条例の一部改正について 55: ◯議長細川佳秀君) 日程第16、議第11号、橿原市の上下水道事業職員等の給与の種類及び基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 森下 豊君 登壇) 56: ◯市長(森下 豊君) 議第11号、橿原市の上下水道事業職員等の給与の種類及び基準を定める条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、現在、特別職非常勤職員であります下水道普及相談員の任用をより適正に行うため、一般職非常勤職員として改め、所要の改正を行うものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 57: ◯議長細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 58: ◯議長細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。  本件は建設常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      日程第17 議第12号 橿原市下水道条例の一部改正について 59: ◯議長細川佳秀君) 日程第17、議第12号、橿原市下水道条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 森下 豊君 登壇) 60: ◯市長(森下 豊君) 議第12号、橿原市下水道条例の一部改正についてでございます。  本件につきましては、公共下水道の使用につきまして、変更の届け出が必要な場合を具体的に規定し、より適正な実態把握及び下水道使用料の徴収を行うため、所要の改正を行うものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 61: ◯議長細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 62: ◯議長細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。  本件は建設常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日程第18 議第13号 訴えの提起について(市営住宅家賃支払請求及び建物明渡請求)       議第14号 訴えの提起について(市営住宅家賃支払請求及び建物明渡請求)       議第15号 訴えの提起について(市営住宅家賃支払請求及び建物明渡請求)       議第16号 訴えの提起について(市営住宅家賃支払請求及び建物明渡請求)       議第17号 訴えの提起について(市営住宅家賃支払請求及び建物明渡請求)       議第18号 訴えの提起について(市営住宅家賃支払請求及び建物明渡請求) 63: ◯議長細川佳秀君) 日程第18、議第13号から議第18号までの訴えの提起について(市営住宅家賃支払請求及び建物明渡請求)に係る議案6件を一括して議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 森下 豊君 登壇) 64: ◯市長(森下 豊君) 議第13号から議第18号までの訴えの提起に関する議案につきまして、一括して説明申し上げます。  この6件の議案につきましては、市営住宅の家賃を滞納している者に対しまして、市営住宅の明け渡し及び市営住宅家賃等の支払いを求めるため、訴えを提起することにつきまして、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 65: ◯議長細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 66: ◯議長細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。  本6件は建設常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      日程第19 議第19号 権利の放棄について(市営住宅家賃)            議第20号 権利の放棄について(市営住宅家賃) 67: ◯議長細川佳秀君) 日程第19、議第19号及び議第20号の権利の放棄について(市営住宅家賃)に係る議案2件を一括して議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 森下 豊君 登壇) 68: ◯市長(森下 豊君) 議第19号及び議第20号の権利の放棄に関する議案につきましては、一括して提案説明をいたします。  本2件の議案につきましては、市営住宅の家賃に係る金銭債権のうち、債務者が死亡し、相続人も存在しない当該債権の回収は困難であると判断し、本2件の債権を放棄することにつき、地方自治法第96条第1項第10号の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 69: ◯議長細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 70: ◯議長細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。  本2件は建設常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  日程第20 議第21号 平成28年度橿原市一般会計補正予算(第5号)について        議第22号 平成28年度橿原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1
                 号)について        議第23号 平成28年度橿原市介護保険特別会計補正予算(第2号)に              ついて        議第24号 平成28年度橿原市下水道事業会計補正予算(第2号)につ              いて 71: ◯議長細川佳秀君) 日程第20、議第21号から議第24号までの平成28年度補正予算に係る議案4件を一括して議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 森下 豊君 登壇) 72: ◯市長(森下 豊君) 議第21号から議第24号までの補正予算4議案につきまして、一括して提案説明させていただきます。  まず、議第21号、平成28年度橿原市一般会計補正予算(第5号)につきましてご説明申し上げます。  本件につきましては、総額1億8,759万7,000円の増額補正のほか、繰越明許費の追加及び変更、地方債の追加をいたしております。  増額補正に係ります歳出の主な内容といたしましては、人件費の増額のほか、戸籍等事務管理費、障害者自立支援事業費、障害児支援事業費などの増額をいたしております。  これに見合う歳入といたしましては、国庫支出金、県支出金、繰越金、市債を追加し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  次に、議第22号、平成28年度橿原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。  本件につきましては、総額870万円の増額補正をいたしております。  その内容といたしましては、後期高齢者医療事業費を増額しています。  これに見合う歳入といたしましては、後期高齢者医療保険料を追加して、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  次に、議第23号、平成28年度橿原市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。  本件につきましては、総額3億6,125万5,000円の増額補正をいたしております。  その内容といたしましては、介護給付費準備基金積立金、償還金及び還付加算金を増額しています。  これに見合う歳入といたしましては、支払基金交付金、繰越金を追加し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  最後に、議第24号、平成28年度橿原市下水道事業会計補正予算(第2号)について説明いたします。  本件につきましては、総額695万円の増額補正をいたしております。  その内容といたしましては、奈良県流域下水道事業に係る建設負担金につきまして、国の補正予算が確定したことにより、企業債及び建設改良費を増額補正するものでございます。  よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 73: ◯議長細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 74: ◯議長細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。本4件については11人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 75: ◯議長細川佳秀君) 異議なしと認めます。よって、本4件については11人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  ただいま設置されました予算特別委員会の委員選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、1番、大北かずすけ君、4番、成谷文彦君、6番、竹森 衛君、10番、佐藤太郎君、11番、井ノ上 剛君、13番、廣井一隆君、16番、たけだやすひこ君、18番、小川和俊君、19番、原山大亮君、21番、うすい卓也君、23番、奥田英人君、以上11人の諸君を指名いたします。  ただいま設置されました予算特別委員会の正副委員長の互選を行っていただくために、本会議休憩中に予算特別委員会を招集いたしますので、委員会室にご参集願います。  それでは、暫時休憩いたします。               午前11時06分 休憩              ─────────────               午前11時16分 再開 76: ◯議長細川佳秀君) 休憩中の本会議を再開いたします。  予算特別委員会の正副委員長の互選を行いました結果、委員長に廣井一隆君、副委員長に小川和俊君が互選されましたので、ご報告申し上げます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  日程第21 議第25号 平成29年度橿原市一般会計予算について        議第26号 平成29年度橿原市国民健康保険特別会計予算について        議第27号 平成29年度橿原市後期高齢者医療特別会計予算について        議第28号 平成29年度橿原市介護保険特別会計予算について        議第29号 平成29年度橿原市駐車場事業特別会計予算について        議第30号 平成29年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算に              ついて        議第31号 平成29年度橿原市墓園事業特別会計予算について        議第32号 平成29年度橿原市共有財産処分特別会計予算について        議第33号 平成29年度橿原市上水道事業会計予算について        議第34号 平成29年度橿原市下水道事業会計予算について 77: ◯議長細川佳秀君) 日程第21、議第25号から議第34号までの平成29年度当初予算10件を一括して議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 森下 豊君 登壇) 78: ◯市長(森下 豊君) 議第25号から議第34号までの平成29年度当初予算につきまして、一括して提案説明をさせていただきます。  まず、議第25号、平成29年度橿原市一般会計予算につきましてご説明申し上げます。  予算総額は445億5,000万円で、前年度と対比いたしますと20億2,000万円、4.7%の増となっております。これは、中心市街地の活性化と広域観光の振興のため、大和八木駅南側に、庁舎と観光施設などから成る複合施設の整備を進めるほか、小・中学校のトイレ洋式化を推進するための経費などが増加したことによるものでございます。  まず、第1条におきましては、歳入歳出予算の総額を定めています。  第2条では、債務負担行為の期間及び限度額を定めています。  第3条では、地方債の借入限度額のほか、利率などを定めています。  第4条では、一時借入金の最高額を40億円と定めております。  第5条では、職員に係る人件費について、過不足が生じた場合、同一款内での項間の流用ができるよう定めています。  次に、歳出の主な内容を性質別経費で申し上げますと、人件費につきましては、68億346万2,000円で、退職手当の減などに伴い、前年度に比べ1億5,503万3,000円、2.2%の減となっております。  扶助費につきましては、105億3,194万7,000円で、障害児通所給付費、生活保護費などの増加によりまして、前年度に比べ3,462万4,000円、0.3%の増となっております。  また、公債費は43億1,293万円で、前年度に比べまして2億4,427万7,000円、5.4%の減となっております。  普通建設事業費につきましては、63億1,335万3,000円を計上いたしております。  その主な内容といたしましては、総務費では、さきにも述べました平成30年2月の供用開始に向けた複合施設の整備事業費を、民生費では社会福祉施設等整備費補助金を、衛生費では斎場の改修工事に向けた設計業務委託料を、農業費では土地改良事業費を計上しております。  土木費では、橿原神宮前駅東側の市有地を活用し、地下駐輪場を整備するための自転車駐車場整備事業費を、また、奈良県と締結いたしました「まちづくりに関する包括協定」に基づく市道慈明寺町・四条町線、雲梯町・古川町線などの整備工事を進めるための道路新設改良事業費のほか、街路事業費、橋りょう補強事業費、今井町住環境整備事業費を計上いたしております。  また、教育費では、「かしはら元気っ子基金」を財源に、小・中学校のトイレ洋式化を推し進めるための経費といたしまして小・中学校維持管理費を計上いたしております。  以上を主な内容といたします普通建設事業費は、前年度に比べ28億4,535万7,000円、82.0%の増となっています。  その他の経費につきましては、物件費で75億4,442万3,000円の計上となり、前年度に比べ1,114万3,000円、0.1%の減となっております。  また、維持補修費では、4億4,329万3,000円の計上となり、前年度に比べ1,535万6,000円、3.6%の増となっております。  補助費等につきましては、24億6,373万8,000円の計上で、前年度に比べ2億7,404万5,000円、10%の減となっております。  積立金につきましては、公共施設整備基金などへの積み立てで2億1,537万5,000円、貸付金では、特別小口融資預託金など12億6,271万6,000円を計上いたしております。  繰出金では、下水道事業会計などへの繰出金で46億4,876万3,000円、また、予備費では1,000万円を計上いたしております。  次に、これに見合う歳入といたしましては、まず、市税につきましては、156億4,743万2,000円の計上となり、固定資産税では、平成29年度は評価替えの第3年度に当たり、地価下落の影響により、土地に係る税収がやや減収するものの、滅失家屋を上回る新築家屋があるため、家屋に係る税収は増額となっております。都市計画税につきましても同様の理由により増額となっております。また、個人市民税、法人市民税においても、雇用情勢が堅調に推移していることや、企業収益の改善による増額を見込んでおり、前年度に比べ1億6,933万4,000円、1.1%の増額を見込んでおります。  地方交付税につきましては、61億5,095万4,000円で、前年度に比べ4億6,173万3,000円、7%の減となっております。臨時財政対策債は17億5,440万円と、前年度に比べ1億8,580万円、11.8%の増となっております。  市債につきましては、庁舎建設事業債などで56億1,560万円を計上しており、前年度に比べ27億7,700万円、97.8%の増となっております。  その他の収入につきましては、事業執行に必要な収入額を計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  次に、議第26号、平成29年度橿原市国民健康保険特別会計予算の概要についてご説明申し上げます。  予算総額は156億7,610万円で、前年度に比べ1億9,860万円、1.3%の増となっております。  歳出の主な内容を申し上げますと、保険給付費で94億1,513万9,000円、後期高齢者支援金等で16億9,218万2,000円、共同事業拠出金で35億9,414万7,000円などを計上いたしております。また、医療保険者による特定健康診査、特定保健指導を実施し、医療費の抑制に努めております。  これに見合う歳入といたしましては、国民健康保険税などを計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  次に、議第27号、平成29年度橿原市後期高齢者医療特別会計予算の概要についてご説明申し上げます。  予算総額は15億4,920万円で、前年度に比べまして9,350万円、6.4%の増となっております。  歳出の主な内容を申し上げますと、総務費、後期高齢者医療広域連合納付金などを計上いたしております。  これに見合う歳入といたしましては、後期高齢者医療保険料などを計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  続きまして、議第28号、平成29年度橿原市介護保険特別会計予算の概要についてご説明申し上げます。  予算総額は75億7,170万円で、前年度に比べ4億5,960万円、5.7%の減となっております。  歳出の主な内容を申し上げますと、保険給付費では、被保険者が介護保険対象サービスを利用した場合の保険給付分の費用などで68億7,464万円を計上いたしております。  また、地域支援事業費では、介護予防・日常生活支援総合事業費など、3億9,345万3,000円を計上いたしております。  これに見合う歳入といたしましては、介護保険料などを計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  次に、議第29号、平成29年度橿原市駐車場事業特別会計予算の概要についてご説明申し上げます。  予算総額は1億7,760万円で、前年度に比べ110万円、0.6%の減となっております。  歳出の主な内容を申し上げますと、施設管理費などを計上いたしております。  これに見合う歳入といたしましては、料金収入などを計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  次に、議第30号、平成29年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の概要についてご説明申し上げます。  予算総額は3,040万円で、前年度に比べ780万円、20.4%の減となっています。
     歳出の主な内容を申し上げますと、管理組合への負担金、長期債元利償還金などを計上いたしております。  これに見合う歳入といたしましては、諸収入を計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  次に、議第31号、平成29年度橿原市墓園事業特別会計予算の概要について説明いたします。  予算総額は6,260万円で、前年度に比べ4,210万円、40.2%の減となっております。  歳出の主な内容を申し上げますと、墓園管理費などを計上いたしております。  これに見合う歳入といたしましては、使用料及び手数料などを計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  次に、議第32号、平成29年度橿原市共有財産処分特別会計予算の概要についてご説明申し上げます。  予算総額は48億5,440万円で、前年度に比べ1,200万円、0.2%の減となっております。  この会計では、内膳町ほか19町の共有財産処分経費を計上したもので、各町公共施設整備事業交付金、土地開発公社貸付金などを計上いたしております。  次に、議第33号、平成29年度橿原市上水道事業会計予算の概要について説明いたします。  まず、第2条の業務の予定量といたしましては、給水戸数360戸の増加を見込み、平成29年度末では4万8,600戸を予定しております。  次に、年間総給水量では、前年度とおおむね同量の1,340万4,000立方メートルを予定いたしております。  主な建設改良事業といたしましては、配水管整備事業、配水池整備事業などを予定しております。  次に、第3条の収益的収入及び支出でございますが、収益的収入では、総額32億6,505万円を計上いたしております。その主な内訳といたしましては、営業収益として水道料金などで29億8,214万円でございます。  一方、収益的支出では、総額31億836万5,000円を計上いたしております。その主な内訳といたしましては、営業費用が29億2,053万4,000円で、うち県営水道受水費は16億8,432万5,000円でございます。また、営業外費用は、企業債利息などで1億3,998万円でございます。  特別損失を加えました平成29年度での消費税込みの収益的収支は1億5,668万5,000円の純利益となる見込みでございます。  次に、第4条の資本的収入及び支出でございますが、資本的支出は総額10億8,229万円、資本的収入は総額3億5,083万5,000円でございますので、不足する7億3,145万5,000円は、消費税資本的収支調整額及び損益勘定留保資金で補填することといたしております。  最後に、議第34号、平成29年度橿原市下水道事業会計予算の概要についてご説明申し上げます。  第2条の業務の予定量といたしましては、水洗化人口で1,248人の増加を見込み、平成29年度末で8万3,713人を予定しております。  次に、年間総有収水量では、前年度より5.4%増の1,033万5,000立方メートルを予定しております。  また、主要な建設改良事業といたしましては、汚水管路建設事業、雨水管路建設事業、汚水管路改良事業を予定しております。  次に、第3条の収益的収入及び支出でございますが、収益的収入では、総額28億5,545万5,000円を計上いたしております。主な内訳といたしましては、営業収益として下水道使用料などで17億7,548万7,000円、営業外収益で10億7,996万8,000円でございます。  一方、収益的支出で総額28億1,471万1,000円を計上いたしており、主な内訳といたしましては、営業費用で23億2,558万5,000円、うち流域下水道維持管理負担金は7億2,874万2,000円でございます。また、営業外費用は、企業債利息などで4億8,772万6,000円でございます。  特別損失を加えました平成29年度での消費税込みの収益的収支は4,074万4,000円の純利益となる見込みでございます。  次に、第4条の資本的収入及び支出でございますが、資本的支出は総額27億4,250万9,000円、資本的収入は総額18億6,164万円でございますので、不足する8億8,086万9,000円は、消費税資本的収支調整額及び損益勘定留保資金で補填することといたしております。  詳細につきましては、予算説明書及び予算の概要をご高覧いただきまして、よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 79: ◯議長細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 80: ◯議長細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。  本10件は予算特別委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  日程第22 諮問第1号 介護給付費の滞納処分に係る審査請求に対する裁決について 81: ◯議長細川佳秀君) 日程第22、諮問第1号、介護給付費の滞納処分に係る審査請求に対する裁決についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 森下 豊君 登壇) 82: ◯市長(森下 豊君) 諮問第1号、介護給付費の滞納処分に係る審査請求に対する裁決についてでございます。  本件につきましては、介護給付費の不正請求を行いました事業者(株式会社ヒューマンライフ)が、市が行った介護給付費返還金等の支払い命令処分及び督促処分に応じなかったため、事業者の財産の差し押さえ等の滞納処分を行ったことに対し、事業者から審査請求がありましたので、地方自治法第231条の3第7項の規定に基づき、当該審査請求に対する裁決について、議会に諮問するものでございます。  よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 83: ◯議長細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 84: ◯議長細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。  本件は総務常任委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  日程第23 報第1号 平成29年度橿原市土地開発公社事業計画の報告について 85: ◯議長細川佳秀君) 日程第23、報第1号、平成29年度橿原市土地開発公社事業計画の報告についてを議題といたします。  報告の朗読を省略いたします。  市長から報告の説明を求めます。市長。              (市長 森下 豊君 登壇) 86: ◯市長(森下 豊君) 報第1号、平成29年度橿原市土地開発公社事業計画の報告についてでございます。  本件につきましては、平成29年2月24日に開催されました橿原市土地開発公社の理事会におきまして、平成29年度の事業計画が議決されましたので、ここにご報告申し上げるものでございます。  平成29年度の主たる事業といたしましては、市道路改良事業用地等の先行取得のための用地購入費及び補償費として4億1,625万8,000円を計上いたしております。  よろしくお願いを申し上げます。 87: ◯議長細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。6番、竹森 衛君。              (6番 竹森 衛君 登壇) 88: ◯6番(竹森 衛君) 6番、竹森 衛でございます。報第1号、平成29年度橿原市土地開発公社事業計画の報告について質問いたします。  その第1点は、今回、譲渡・取得する市道雲梯町・古川町線の事業用地についてでございます。  これについては、近鉄南大阪線をアンダーパスする道路の設置のために、2,151.01平方メートルを譲渡して、吉田町から19筆、5,800平方メートルを取得するという事業計画になっているわけですけれども、今後このアンダーパスの協議とか、当然、光陽中学校までの道路設置に関して協議をしていかなければなりませんけれども、その進捗というのはどういうスパンで進められていくのか、それが第1点。  それから、この土地開発公社のあり方というのは、どんどん解散しているわけですけれども、今現在、古川浄水場の土地、それから、もう1つ大きな問題は、五井町の土地の問題です。これが、昭和49年、森市長のときに取得をされているわけですけれども、延べ16億円というお金を投じて、そして今現在、市有地になっているわけです。あくまでも土地開発公社というのは、当然、先行投資としてやるわけですけれども、今後、この五井町の土地プラス、当時は8,000平米、非常に安い買い物だと、2億円余りで購入しているわけですけれども、現在のこの土地の利用計画について、この2点について質問いたします。答えてください。 89: ◯議長細川佳秀君) 副市長。              (副市長 岡崎益光君 登壇) 90: ◯副市長(岡崎益光君) 副市長の岡崎でございます。土地開発公社の理事長を兼ねておりますので、答弁をさせていただきます。竹森議員の質問にお答えさせていただきます。  まず1点目の市道雲梯町・古川町線の譲渡と取得の関係で、アンダーパスを通って、近鉄の線路のアンダーパスをして、最終的には光陽中学校の近辺に出てくるという道路の計画を持っております。これは市のほうで進めてきているわけなんですが、完成時期の進め方、それがいつごろになるのかということでございますが、現在のところ、何年というところまではこの場で表明できる状態ではございません。あの道の重要性につきましては十分ご理解いただいていると思います。当然バイパスから、広域消防もございますので、南側への緊急対応の道路のあり方、そしてまた、全体的な南側の形というところで、市内の全域をつくっていくという形で、まずは補助も受けていけるということで、公社で先行取得をしていくという考え方でございます。完成時期につきましては、また一般のほうでの説明を順次していきたいと思っております。  2番目の公社のあり方でございますが、1つの例として挙げていただいた五井町の土地の活用でございます。現在、コンクリート会社の跡地を公社で保有しております。ご存じのように、現在、まだ一般のほうでの買い戻しの状態にはございません。形態としましては、今、一般会計のほうで持っている、市のほうで保有しております奥の土地、そして、公社の入り口の土地がございます。当然、これにつきましても、一体的な活用等々を現在考えております。基本的に、市内において一団の大きな土地として、今、保有をしております。この形をどのように活用していくかにつきましては、橿原市の今後の大きな財産でございます。その使い方につきましては、もっと考えていきたいと思っております。  それと、もう1点、今後の公社のあり方についてもご質問があったと思います。各市、地方公共団体におきまして、公社の解散という形で、なくしていくという取り組みが進んでいるのも把握しております。そのために、橿原市の公社としましては、総額で50億円近くの保有財産を持っております。簿価の土地を持っております。それを解散するためには、現在は手だてはないわけなんですが、三セクの起債を充てて、解散をして、市で保有するという形が今までのやり方でございました。その手だてというのは現在はなくなっておりますので、それとともに、やはり、公社としての保有財産がまだ非常に大きいという認識をしております。それを下げるために、市への買い戻しとともに、公社としての不用土地と判断する土地の売却を順次進めているところでございます。何十億というラインは表明できませんが、やはり、できるだけ、今の簿価代金といいますか、公社としての保有財産を下げてからの公社としての解散というのは検討しているところでございます。  以上でございます。 91: ◯議長細川佳秀君) よろしいですか。  8番、西川正克君。              (8番 西川正克君 登壇) 92: ◯8番(西川正克君) 8番、西川でございます。報第1号のところで質問させていただきます。  新沢千塚古墳群公園事業用地1億2,978万円、用地を取得されるということですけども、一般質問で駐車場の整備を計画しているということだったと思いますけれども、この新沢千塚古墳群公園での全体の駐車場のスペースの台数ですね。これも含めて、南側の今の朝市の駐車場、シルクの杜自身の駐車場、それから、今、建設されています駐車場を含めて、全体の台数はどれぐらいになりますか。答弁してください。 93: ◯議長細川佳秀君) 総合政策部長。              (説明員 福西克行君 登壇) 94: ◯総合政策部長(福西克行君) 総合政策部長の福西でございます。8番、西川議員のご質問にお答えいたします。  新沢千塚古墳群公園全体の駐車場の台数のことをお尋ねでございます。おおむね150台ぐらいになろうかと思いますが、正確な数字ではございませんので、ご了解いただきたいと思います。  今、公社で先行で取得させていただく用地のところの駐車台数についても、全体の総量を考えた上での台数を考えていきたいというふうに思っております。  あと、加えて、県道北側のところでございますので、北側の古墳群へのエントランスとなるような整備をあわせて、その駐車台数も含めて考えていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 95: ◯議長細川佳秀君) よろしいですか。  ほかに。               (「なし」と呼ぶ者あり) 96: ◯議長細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。  報第1号の報告を終わります。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  お諮りいたします。本日はこれにて散会し、あす3月4日から3月12日まで本会議を休会とし、3月13日午前10時に再開したいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 97: ◯議長細川佳秀君) 異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会し、3月13日午前10時に再開することに決しました。改めて再開通知はいたしませんので、ご了承願います。  それでは、本日はこれにて散会いたします。               午前11時49分 散会 発言が指定されていません。 Copyright © Kashihara City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...